皆さま、こんにちは。産業カウンセラーの神田です。
今月お届けしているBGM、Mrs. GREEN APPLEの『風と町』は聴いていただけているでしょうか。爽やかなメロディを背景に、今月は多くのビジネスパーソンが頭を悩ませる「モチベーション(やる気)」と「メンタルヘルス」について、少し心を緩めて考えてみたいと思います。
再生時に音が流れます。音量にご注意ください。
6月に入り、「なんだか最近、仕事へのモチベーションが上がらないな…」「以前より集中力が続かない気がする」と感じている方はいませんか? 実は、そう思うのはあなたの責任でも、根性が足りないからでもありません。この時期特有の「心のメカニズム」が関係しているのです。
私たちはつい「モチベーションを上げなきゃ!」と焦ってしまいますが、実はモチベーションとメンタルヘルスは、車の「エンジン」と「ガソリン」のような関係です。
心が疲れていたり、睡眠不足や梅雨の気圧変化で身体が重かったりするときは、いわば「ガソリンが空っぽ」の状態。どれだけ「やる気を出そう」とエンジンを吹かしても、車は動きません。モチベーションを上げるための第一歩は、高い目標を掲げることではなく、まず「自分の心をフラットで安全な状態に戻してあげる(メンタルケア)」ことなのです。
もし、あなたの部下や同僚、あるいは家族が「最近元気がなくて、やる気が落ちているな」と感じたら、どんな声をかけますか?
「もっと頑張ろう!」「期待しているよ!」というポジティブな励ましは、時にガソリン切れの人にとってプレッシャー(負担)になってしまうことがあります。人のモチベーションを優しく、じんわりと引き上げるために大切なのは、「評価」ではなく「存在への共感」のコミュニケーションです。
まずは、あなた自身のガソリン残量をチェックしてみてください。以下の項目にチェックを入れてみましょう。
もしこれらに当てはまるなら、今はモチベーションを無理に上げる時期ではなく、「心をゆっくり休める時期」です。
モチベーションが上がらないときは、一人で抱え込まずに、誰かにその「今の状態」を話してみるだけでも、心の中の湿気がすーっと抜けていくものです。
「こんな些細なことで相談していいのかな」と思う必要はまったくありません。「やる気が出ない原因」を一緒に紐解き、心にガソリンを満たすお手伝いをするのが、私たちカウンセラーの仕事です。
いつでも、あなたの「心の雨宿り」の場所として、お待ちしています。どうぞ今月は、自分自身に少し甘く、優しい1ヶ月を過ごしてくださいね。
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皆さま、いかがお過ごしでしょうか。神田です。
先日、中部大学で就活生たちと話をしていて、今公務員試験や就活で疲れて、モチベーションが下がってきているというお話を聞きます。暑いし、成果が出ないと焦って、余計にメンタルがすり減るしとおっしゃっていました。
そんな中、スターバックスコーヒーでアルバイトをしている就活生が面談の際にコーヒーを持ってきてくれました。私も1日授業をした後の相談だったので、そのアイスコーヒーの水分とカフェインが身体に染み込んで、そして何よりそんな気遣いをしてもらえることが心に染み込んで癒されました。
最近街を散歩していると道端に咲く紫陽花が雨に濡れて生き生きとしているのを見ると、雨の日も悪くないなと思えます。皆さまも、どうか無理をせず、疲れた時は温かいお茶でも飲んでゆっくり休んでくださいね。