10月号の通信をお届けできず、大変申し訳ありませんでした。今月も、皆様の心に寄り添えるような情報をお届けできればと思います。
秋が深まり、街は少しずつ冬の装いへ。人恋しくなったり、ふと寂しさを感じたりするこの季節。そんな心にそっと寄り添ってくれる一曲をご紹介します。
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最近よく聞く「ノンデリ」という言葉。それは、悪気のない一言がコミュニケーションのすれ違いを生む、悲しい現象です。
この通信が、言葉の裏側にある**「相手は、いまどんな気持ちだろう?」**と、ほんの一瞬立ち止まって想像するきっかけになれば幸いです。
インターネットやSNSでは、何気ない一言が原因で大きなトラブルに発展する事例が後を絶ちません。特に世代が違うと「これくらい冗談だよ」という感覚が、相手にとっては許せない一言になることもあります。これは、どちらかが一方的に悪いというより、**時代の価値観の変化**によるすれ違いなのです。
中でも「妊活」のように、極めて個人的な問題は深刻です。ホルモンバランスの変化に耐えながら、精神的に追い詰められるほどの辛い経験をしている方もいます。そんな時に心ない一言をかけられる辛さは、想像を絶します。
当時、私は365日シフト制の接客部署でスーパーバイザーをしていました。人員繰りは常に大変で、皆が「誰か一人でも抜けたら…」というプレッシャーの中で働いていました。
そんなある日、お客様が途切れた暇な時間。私の先輩スーパーバイザーが、結婚1年目の女性スタッフに雑談の中でこう言ったのです。
「シフト組むの大変なんだから、〇〇さんは産休入らないでね(笑)」
先輩に悪気は全くなく、「シフト、いつも大変なんだよ」という苦労を分かってほしい、そんな照れ隠しの冗談でした。しかし、その女性は当時、不妊に悩んでいました。その一言は、彼女の心をえぐる刃物となりました。
この経験は、**「こちらの事情」と「相手の事情」は全く違う**という、当たり前で、しかし見過ごしがちな事実を私に教えてくれました。
「あれもダメ」と考えるより、「どうすれば気持ちよく関われるか」を考えてみませんか?
「今日、なんだか顔色悪いね。ちゃんとメイクしないと社会人としてダメだよ」。先輩はアドバイスのつもりかもしれません。しかし、言われた本人は肌が弱く、悩んだ末にメイクを控えていたとしたら…? その一言は「あなたの体質への無理解」と「容姿による能力の決めつけ」という二重の刃となり、深く心を傷つけます。
見た目という「変えにくい部分」ではなく、その人の**「素敵な行動」や「日々の努力」**に目を向けて言葉にしてみませんか?
相手のプライベートに踏み込むのではなく、**日頃の「感謝」や「尊敬」**をまっすぐに伝えてみましょう。
今回の通信を読んで、心がざわついたり、ご自身の経験を思い出したりした方もいるかもしれません。どんな些細なことでも構いません。
ご本人の費用ご負担なくカウンセリングをご利用いただけます。終業後や土日も対応可能ですので、お気軽にご相談ください。厳格な守秘義務がございますので、ご安心ください。