組織心理学とマネジメント視点に基づく、「権利・権力主張型」から脱却し、真の組織貢献人材へと生まれ変わるための総合的アプローチ。
お辞儀の角度や言葉遣いの訂正といった形式的なマナー指導は、自己防衛機制が働く対象者には機能しません。本研修では、組織心理学(防衛機制、ダニング・クルーガー効果、特権意識)に基づき、自己認知の書き換えと行動変容を促します。
非公式な権力のブラックボックスを解体し、正しい業務境界線を再設定するためにRACI(レイシー)マトリクスを用います。「誰がどこまでの権限を持つか」を客観的に可視化し、事務員の越権行為を防ぎます。
| 役割 | 定義 | 事務員の権限適正化における効果 |
|---|---|---|
| R (Responsible)実行責任者 | 実際に作業を実行する人 | 自らが「作業者」であるタスクにおいて、他者に過剰に口出しするのを防ぎます。 |
| A (Accountable)承認・説明責任 | 最終的な責任と承認を行う人 | 部門長などがこれに当たり、事務員が非公式に持つ「拒否権」をなくします。 |
| C (Consulted)相談先 | 専門知識があり、事前に相談される人 | 経験豊富な事務員をここに配置することで、自尊心を満たしつつ最終決定権はないことを示します。 |
| I (Informed)報告先 | 結果の報告だけを受ける人 | 「聞いていない」という感情的なトラブルをルールとして防止します。 |
コミュニケーションのすれ違いを防ぐため、研修内で報連相の目的を明確に再定義します。特に「相談」をRACIの「裁量(A・C)」と結びつけて指導します。
各回終了後に振り返りシートを提出し、学びを段階的に定着させます。研修の実施に向けたご相談やカスタマイズ等、お気軽にお問い合わせください。