第1章 🎙️ 研修で出会った、忘れられないひと言
企業の課題解決ミーティングや新入社員・中堅リーダー研修でカウンセリングを担当していると、参加者の方々の切実な想いに触れる瞬間がたくさんあります。
ある社員の方が研修の中でぽつりと漏らされたこの言葉が、今でも私の心に深く刻まれています。
多くの職場で「悪いこと」や「耳の痛い課題」が口にされないのは、決して人間関係が円満だからではありません。
産業カウンセラー 神田充人が現場のリアルから紐解く、本音のコミュニケーションとサイレント離職を防ぐ組織づくり
企業の課題解決ミーティングや新入社員・中堅リーダー研修でカウンセリングを担当していると、参加者の方々の切実な想いに触れる瞬間がたくさんあります。
ある社員の方が研修の中でぽつりと漏らされたこの言葉が、今でも私の心に深く刻まれています。
多くの職場で「悪いこと」や「耳の痛い課題」が口にされないのは、決して人間関係が円満だからではありません。
私の企業研修では、必ず「信頼」を最重要テーマに掲げています。
多くの現場では「業務の手順」や「効率化のスキル」ばかりが議論されがちですが、土台となる人と人との信頼関係がなければ、どんな改善策も機能しません。
その信頼の土台をつくるため、研修で必ず実施するのが徹底的な「自己紹介」と「ホメホメタイム(日頃の感謝と強みの伝え合い)」です。
心理学の「社会的交換理論(Social Exchange Theory)」でも実証されている通り、
「人は自分を認め、大切にしてくれる人を信頼し、その人の言葉を受け入れる」ようになります。
部下や同僚を「認める(褒める)」というと、多くの人は「大きな成果が出たとき」しか口にしません。しかし、信頼関係を築くためには、以下の5つの承認をピラミッドの下から積み上げることが不可欠です。
※各レベルをタップすると、具体的な声かけ例とNG例が開きます。
日頃の職場で実践できている項目をチェックしてみましょう。現在の承認スコアとアドバイスがリアルタイム表示されます。
「承認や褒め言葉が大切なのは分かるが、それだけで厳しいビジネスで勝てるのか?」と疑問に思う方もいるかもしれません。しかし、これは単なる精神論ではなく、綿密なデータに裏打ちされた科学的組織論です。
心理学者マルシャル・ロサダの研究によると、高業績で離職率の低い強いチームは、「ポジティブな声かけ(承認・感謝)がネガティブな指摘(課題・注意)の3倍以上(3:1〜6:1)」存在することが分かっています。
普段から「存在」や「プロセス」を承認されて信頼の預金残高がたっぷり貯まっているからこそ、部下は「耳の痛いアドバイス」も「自分の成長のために言ってくれている」と前向きに受け止められます。
逆に承認の貯金がゼロのまま課題ばかり指摘されると、人間の脳はそれを「人格への攻撃」と認識し、自己防衛のために心を閉ざしてしまうのです。
最近、映画『スパイダーマン』を観てきました!どんな逆境や壁にぶつかっても、傷つき悩みながら前を向いて立ち上がる姿に、とても大きな勇気をもらいました。映画を観終わった後、胸の奥から前向きなエネルギーが湧いてくる本当におすすめの作品です!
今月の1曲は、映画『スパイダーマン』日本語吹き替え版の主題歌にもなっているMrs. GREEN APPLEの『Brand-New』をお届けします。スパイダーマンが街を縦横無尽に飛び回る「糸」を使った躍動感あふれるサウンドと疾走感のあるメロディが、聴くだけでワクワクした気持ちと前へ進むエネルギーをくれます。ぜひお仕事の合間や移動時間の気分転換に聴いてみてください✨
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。神田です。
今月は4日間東京、1日高山など、色々な場所に行かせていただきました。出張先では各地の美味しいお昼ご飯を食べるのも大きな楽しみのひとつです。
高山ラーメンの「甚五郎らーめん 本店」では、なんと3つ先の町から通っているという常連さんに「ここはチャーシュー麺がオススメだよ!」と気さくに教えていただき、早速チャーシュー麺をいただきました。ちぢれ麺にコクのある醤油味のスープがしっかり絡んで、心もお腹も満たされる本当に美味しいラーメンでした。
今月はまだまだ岐阜県内を回る予定が続きますので、各地での素敵な出会いと美味しい食べ物を楽しみに巡りたいと思います!朝晩の気温差も出てくる季節ですので、皆さまもどうぞお身体をご自愛くださいね。
高校・大学から一般企業・製造業・防災設備業まで、年間300名以上のキャリア面談および組織活性化研修を担当。「誰にでも必ず社会で輝く強みがある」をモットーに、温かく現場に寄り添う指導を実践中。